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レッドビーシュリンプのpHショック完全対策|導入と換水で落とさない方法

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PHは合ってた。 それでもレッドビーは落ちた

レッドビーシュリンプのPHショックは数値より差と時間

レッドビーシュリンプのPHショック、これ検索してる時点でだいぶ不安ですよね。
導入直後に即死した、水合わせしたのに落ちた、水換えしたら暴れた…みたいな話、私も散々やりました。

でもまず最初に言いたいのは、PHはいくつが正解?から入ると遠回りになりがちってことです。
レッドビーはPHの数値そのものより、pH差と急変に弱い生き物なんですよ。

この記事では、

  • 原因(導入・点滴法・水合わせ不足・大量換水・温度ショック)
  • 症状(暴れる・水面付近・ひっくり返る・色が薄い)
  • 対策(少量換水・ゆっくり注水・PH試薬・TDSメーター・KHとGHの管理)

そしてまで、再発しない形に落とし込みます。

  • レッドビーシュリンプのPHショックが起きる本当の理由
  • 導入時の水合わせと点滴法で事故を減らすコツ
  • 水換え・大量換水で起こる急変パターンの見分け方
  • PH試薬とTDSメーターで再現性を出す方法
目次

レッドビーシュリンプのpHショック正体

ここでは「PHの数値が合っていれば安心」という思い込みを、いったん壊します。
軸は3つだけ。
PHショックは導入時だけじゃない
数値より差と時間
測らないと再現性は出ない

この順で整理します。

水質が合わずに元気がない様子

PHショックとは何か

PHショックは、ざっくり言うと急なPH変化に体がついていけず、ストレスと浸透圧の崩れで一気に弱る現象です。
魚でも起きますが、レッドビーシュリンプは特にシビアで、症状が出たら短時間で落ちることもあります。

そして最初に否定したいのが「PH6.0〜6.5が最適だから、そこに合わせればOK」みたいなよくある情報です。
PHを合わせたのに全滅させた経験者として言いますが、数値を揃えただけでは半分ウソなんですよ。
ポイントはどれだけ違うか(差)どれだけ早く変わったか(スピード)です。

この記事の結論:レッドビーシュリンプのPHショックは、PHの数値よりも変化量とスピードが原因。合っている水でも、急に変われば普通に落ちます。

PH変動が致命的な理由

レッドビーは水の変化を「耐える」より「慣れる」タイプです。
だから、理想PHに寄せることよりも、急変を起こさない仕組みのほうが効果があります。
特にやりがちなのが、導入直後と水換え直後。
どっちも「水が変わる瞬間」だからです。

さらにややこしいのが、PHだけ見ても事故ること。
PHが同じでも、GH(総硬度)やKH(炭酸塩硬度)、TDS(溶解物量)が違うと、エビにとっては別環境です。
PHが同じでも落ちる、ってパターンがここで起きます。

豆知識:PHは「見た目の数字」が同じでも、水の中身(硬度や溶けてる成分)が違うと体感は別物です。だからこそ測定が効いてきます。

※ pHショックは全滅原因の一部にすぎません。
実際には、水温・酸欠・立ち上げ不足・ソイル劣化などが
同時に絡んで起きるケースがほとんどです。

「どれが引き金だったのか」を切り分けたい人は、
レッドビーシュリンプの全滅は運じゃない(原因別に整理)
で全体像を先に確認してください。

導入直後の水合わせ失敗

導入の事故で多いのは、温度合わせだけでOKと思ってしまうこと。
袋を浮かべて温度が合ったら、そのまま投入。
これ、レッドビーだと事故率高いです。
水温は合っても、PH差・TDS差・硬度差は残ったままだからですね。

もうひとつの地雷が「袋の水を捨てて即放流」。
袋の水を入れないのは衛生的には正しいんですが、即放流は別問題です。
袋の水を捨てる=水合わせをスキップ、になってしまうと、PHショック一直線になりやすいです。

絶対にしてはいけないNG行動
  • 温度合わせだけでOKは危険
  • 袋の水を捨てて即放流は事故率高い
  • 水換え水は安全という思い込みは危ない
  • PHが合ってる=安心は誤解

点滴法のやり方と時間

PHショック(4)
レッドビーでの点滴方

導入で私がいちばん信頼してるのは点滴法です。
やり方はシンプルで、エアチューブ(または点滴用チューブ)で水槽水をゆっくり容器に落として、レッドビーを新しい水に慣らしていきます。

ここで大事なのが「何分やったか」よりどれだけ水が入れ替わったかです。
目安はありますが、袋水と水槽水の差で必要時間は変わります。
だから私は「時間」じゃなく pH差・TDS差で判断します。
急ぐと全部台無しになりやすいので、ここは削らないほうがいいです。

点滴の速度は、最初はゆっくり(1秒に1滴くらい)から入って、エビの様子を見ながら調整します。
暴れたり、落ち着きがないなら速度を落とすか、いったん止めて様子見。
レッドビーは正直です。

導入と換水は同じ考え方でいけます。
「差をならす」「時間をかける」。
これだけで事故率がガクッと下がります。

点滴法の正しいやり方や注意点については詳しく解説します

水換えで起こる大量換水

PHショック(5)
大量の換水を一度にしている

PHショックって導入だけの話に見えますが、水換えでも普通に起きます
特に「コケが増えた」「水が黄ばんだ」みたいな理由で、いきなり半分以上換水すると危ないです。
水が変わる量が大きすぎると、PHもTDSも硬度も一気に動きます。

おすすめは少量ずつ
一般的な目安としては10〜20%程度にして、しかも注水をゆっくり。
水換え水のpHが合っていても、TDSや硬度が違えば負荷になります。
水換え水が安全という思い込みは、ここで崩れます。

注意:ここで出す数値や頻度はあくまで一般的な目安です。水槽サイズ、生体数、ろ過、地域の水質で変わるので、最終判断はあなたの環境に合わせてください。

症状と行動異常・即死

PHショック(3)
PHショックにより動き回っている

PHショックっぽい時のサインは、わりと分かりやすいです。
導入直後や水換え直後に

  1. 急に暴れる
  2. 水面付近に行く
  3. ぐるぐる回る
  4. 落ち着きがない

これ、元気じゃなくてパニックのことが多いです。

ひどいと、ひっくり返る、ふらつく、動きが止まる。
こうなると立て直しは難しくなります。
複数が同時に落ちるなら、病気よりもまず水質ショック(PH差・温度差・TDS差)を疑ったほうが切り分けが早いです。


レッドビーシュリンプのpHショック防止策

ここからが本題です。

結論はこうです。
PHショックは避けられる事故、でも感覚管理だと再発しやすい
そして数値で把握できる道具がないと原因が切り分けられない
つまり、仕組み+測定で勝ちに行きます。

温度合わせだけは危険

水温合わせの様子

もう一回だけ言います。
温度合わせだけでOKは危険です。
温度は当然大事なんですが、レッドビーはそれ以上に「水の中身」の差で落ちます。
だから導入は点滴法、水換えは少量&ゆっくり。
これが基本形。

温度ショックもPHショックと症状が似てるので、混乱しがちです。
だからこそ、温度と水質をセットで管理したほうが事故が減ります。

よくある勘違い:エビが水換え直後に泳ぎ回るのは「喜んでる」じゃなく、苦しくて逃げてる可能性があります。見た目にだまされやすいところです。

KHとGHでPH安定化

PHを安定させたいなら、KHとGHの考え方が効いてきます。
KHはざっくり言うと緩衝能力で、低すぎるとPHがブレやすくなります。
レッドビーは弱酸性寄りを好むことが多いので、ソイル環境だとKHがかなり低くなりがち。
すると、ちょっとしたことでPHが動きやすいです。

ここは「KHを上げれば正解」みたいな単純話じゃなくて、あなたの水槽でpHが日々どれくらい動いてるかを見て調整するのが現実的です。
GHも同じで、上げすぎるとエビの調子に影響が出ることがあります。
繰り返しですが、数値は目安。狙いは“安定”です。

TDSで水質差を見える化

私が「再発させない」ためにいちばん効いたのが、TDSメーターを入れたことです。
PHが同じでも落ちる理由の多くは、「溶けてる成分の差」だったりします。
TDSを見れば、導入時に袋の水と水槽水がどれくらい違うか、水換え水がどれくらいズレてるかが一発で分かります。

これ、感覚だと絶対にズレます。
TDSが大きく違うのに「PH合ってるから大丈夫」で突っ込むと、落ちる時は落ちます。
測らないと再現性は出ないって、まさにここです。

道具で原因を切り分ける:PH試薬でPH差を見て、TDSメーターで水の中身の差を見て、結果として「どこで急変したか」を潰していきます。

pH試薬と点滴用チューブ

PHショック(6)
TDSメーターと試薬

ここからは、私が PHショックを再発させなくなった最低限の道具 だけ出します。
正直、これ以上はいりません。

  • PH試薬:水槽と袋のPH差を把握できる(事故の予兆が見える)
    →PH差を把握できないと、対策は運任せになります。(使用しているのはこれ)
  • TDSメーター:PH以外の差を見える化できる(原因の切り分けが進む)
    →PHが同じでも落ちる理由を切り分けられます。
  • 点滴用チューブ:導入も換水も「ゆっくり」を再現できる(仕組み化できる)
    →導入も換水も「ゆっくり」を再現できます。

リンクは例として置いておきます。あなたの使いやすいショップでOKです。

注意:製品ごとに測定レンジや精度が違います。購入前は必ず公式の仕様・説明を確認してください。最終的な判断は、ショップやメーカーなど専門家にも相談するのが安心です。

再発を防ぐために

pHショックの対策が分かったら、次は「そもそもpHをどう扱うか」を整理しておくと安心です。 レッドビーシュリンプのpHを下げる前に知っておきたい安全な考え方 では、下げすぎず安定させる前提をまとめています。

レッドビーシュリンプのpHショック総まとめ

PHショック(7)
落ち着いてツマツマしている様子

レッドビーシュリンプのPHショックは、PHの数値そのものより時間の問題です。
導入時だけじゃなく、水換えやリセットでも起きます。
だから対策はシンプルで、差をならす仕組み(点滴・少量換水・ゆっくり注水)と、測って再現性を出す(PH試薬・TDSメーター)のセットが強いです。

「PHはいくつが正解?」は、ここまで読んだあなたならもう分かると思います。
正解はひとつじゃなくて、あなたの水槽で急変させないことが正解です。

そして念のためですが、体調不良や大量死が続く場合は、自己判断だけで抱え込まないほうがいいです。地域のショップや詳しい飼育者、メーカーの情報など、公式情報の確認専門家への相談も含めて安全側で動いてください。

基礎から整理したい人向けにレッドビーでも使えるアクアリウムの基本の全体像をまとめた記事を掲載しているので、 アクアリウムの始め方と基礎の考え方を参考にしてみてください。

参考:PHショックの一般的な対策や水換えの目安についての解説

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