レッドビーシュリンプが餌を食べない原因と対処
レッドビーシュリンプが餌を食べないと、めちゃくちゃ不安になりますよね。
あなたが見ていないところで食べてるのか、それとも体調不良なのか、判断がつきにくいのがまた厄介です。
検索していると
- 餌をつつくけど食べない
- 稚エビが食べない
- エビ団子にならない
- 餌の与え方が合ってないのかな
- 給餌頻度や食べ残しは大丈夫?
みたいに、疑問が次々出てくると思います。
ただ私の経験上、レッドビーシュリンプが餌を食べない問題は、餌そのものよりも「環境の変化」や「水質の異変」が引き金になっていることが多いです。
だからこの記事では、原因を大きく切り分けて、あなたの水槽がどのパターンに近いかをサッと見極められるようにまとめます。
- 餌を変える前に疑うべき環境ストレスの見分け方
- アンモニアや亜硝酸など水質悪化のサイン
- 脱皮前後や抱卵など問題ない拒食のパターン
- 餌の与え方と給餌頻度を崩さないコツ
レッドビーシュリンプが餌を食べない時は環境が原因
私は昔、餌が原因だと思って餌を変えまくって、水を汚して、さらに食わない……
という沼にハマりました。
結論から言うと、レッドビーシュリンプが餌を食べないのは「食欲の問題」というより、
環境がズレたサインであることが多いです。
餌を次々変える前に、
まずは
- 導入状況
- 水温変化
- pH変動
- ガス環境
- 混泳ストレス
を疑うのが近道かなと思います。
1、導入直後は餌を食べない
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導入直後に餌を食べないのは、かなりあるあるです。
ショップの水と自宅の水は、同じ見た目でも中身が別物で、
レッドビーシュリンプはその差をモロに受けます。
水槽に入った瞬間から「慣れること」が最優先になって、餌どころじゃない個体もいます。
ただしここで重要なのは、餌を食べないの慣れている範囲内なのか、環境のダメージなのかを見極めること
です。
- 呼吸が荒い
- 横倒し気味に見える
- 水面付近に集まる
- フィルター吐出口周りに固まる
これらがある場合は、単なる導入ストレスではなく
水質やガス環境に問題が起きている可能性があります。
導入のポイントをまとめた内容は別の記事で紹介します。
2、水換え後のpHショック

水換え後に急に餌を食べないなら、まず疑いたいのがpHショックです。
レッドビーシュリンプはpH ショックの症状としては、
動きが鈍ったり、隠れっぱなしになったり、餌を無視したりします。
- いつもより多めに換水した
- 新しい水の作り方を変えた
- 換水直後に元気に見えたのに翌日からおかしい
放置して様子見が危険なケースもあるので、違和感が続くならpH ショックの事について、詳しくまとめた記事がありますので、対策などをしっかり確認してください。→pH ショック完全対策
注意
数値(pHや水温など)はあくまで一般的な目安です。飼育環境や個体差で適正は変わります。正確な情報は試薬・機器メーカーの案内や飼育書など公式情報も確認し、心配ならショップや水生生物に詳しい専門家へ相談してください。
3、水温差で餌を食べない

レッドビーシュリンプが急に餌を食べなくなったときは、
水温の変動が関係しているケースがあります。
特に季節の変わり目、昼夜の室温差が大きい部屋、
ヒーターの設定が合っていない水槽は、エビの活性が一気に落ちます。
私の体感では、平均温度そのものよりも変化の幅を注意した方がいいです。昨日まで普通にツマツマしてたのに、今日底でじっとしてるなら、温度計を見て「朝と夜で何℃動いてるか」をチェックしてみてください。
水温の目安については気にあるところがあると思いますので、別記事で詳しく紹介しています。
→26℃は大丈夫?経験者が語る温度管理
4、CO2添加で酸欠になり食べない

水草水槽でCO2添加をしているなら、酸欠ぎみで餌を食べないパターンもあります。
エビは魚より目立たずに不調が進むことがあって、元気に見えても不調な事があります。
水面近くに集まる、フィルター吐出口付近に固まる、動きが鈍いのに死骸が出る…みたいなときは、
CO2の入れすぎや夜間の酸素不足を疑います。
この項目は対処方法を誤ると状態を悪化させる可能性があるため、
手順は専用記事で詳しく解説します。
5、混泳ストレスで餌を食べない
混泳していると、レッドビーシュリンプが餌を食べないように見えることがあります。
実際は「人目があると出てこない」「夜にこっそり食べている」など、見えない所で食べている事も多いです。
ただ、混泳相手がよく動く小型魚とかだと、
エビにとっては常にプレッシャーになり、
餌の時間に出てこれず、体力が落ちていくこともあります。
餌の与え方を工夫して、エビが食べられる導線を作るのがコツです。
餌の与え方については、魚と喧嘩しない方法をまとめますので、確認してください。
餌をつつくけど食べない

餌をつつくけど食べないって、地味に気になりますよね。
これ、私の経験だと「食べない」のではなく、食べ方がゆっくりだったり、
表面だけ味見しているだけ、ということが多いです。
タブレット系は柔らかくなるまで時間がかかるし、匂いが立つまで近寄ってこないこともあります。
ただ、ここで勘違いしやすいのが、食べない=飢えてないと決めつけること。
実際には、食べる余裕がない(環境ストレス)でも同じ動きになります。
なので、この見出しは餌の話に見せかけて、結局は「環境の確認が先」です。
NG:餌を変えれば解決、と思ってローテーションしすぎるのは逆効果になりがちです。残餌が増えると水質が落ち、さらに食べなくなる悪循環に入ります。
レッドビーシュリンプが餌を食べない時の対処
ここからは「危険度が高い順」に見ていきます。
餌が原因のケースは少くないので最後に回します。
まずは水質悪化(アンモニア・亜硝酸・ソイル劣化)を疑って、
次に生理的な一時拒食(脱皮前後)、最後に餌の与え方の調整、という流れがおすすめです。
アンモニア・亜硝酸で食べない

餌を食べないときに一番怖いのは、アンモニアや亜硝酸が出ているケースです。
ビーシュリンプは水質悪化に敏感で、活性が落ちて餌に寄らなくなります。
さらに悪化すると、突然死や連鎖的な不調につながります。
対処の基本は「原因を増やさない」「急変を作らない」です。
よくあるサインと疑う順番
| 見える変化 | 疑うこと |
|---|---|
| 底でじっとする | アンモニア・亜硝酸 |
| ポツポツ死が出る | 水質悪化・急変 |
| 水面付近に集まる | 酸欠・CO2過多 |
アンモニアや亜硝酸での症状、対策は「餌とアンモニアは0が基本」の記事で詳しく解説しています。アンモニアや亜硝酸で悩んでいるあなたは解決の糸口が掴めると思います。
ソイル劣化でポツポツ死

ソイル水槽で長く飼育していると、ソイルの劣化が絡んでくることがあります。
吸着が落ちる、底床に汚れが溜まる、pHの支えが弱くなる
などが重なると、レッドビーシュリンプはじわじわ不調になり、
餌を食べない→ポツポツ死、の流れに入りやすいです。
ここは水槽の状況によって対応が変わります。
底床掃除、換水の頻度、ろ過のバランス、立ち上げの作り直しまで選択肢が広いので、この記事では原因の切り分けを主にしているので深掘りしません。ポイントだけ言うと、急にいじらず、原因を絞りながら段階的にが安全です。
ソイルの事に関しては、「ソイルの厚さ|7割が失敗する原因」を参考にしてください。
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餌を変えれば解決、は誤解になりやすいです。水質が崩れているのに給餌を増やすと、さらに悪化してポツポツ死を加速させることがあります。
脱皮前後は餌をつつくけど食べない

餌をつつくけど食べない、という相談で多いのが、脱皮前後のタイミングです。
脱皮前は落ち着きがなくなったり、逆に隠れたりします。
脱皮直後は物陰でじっとして、餌に積極的に来ないことも普通にあります。
このパターンは「水槽全体が同時におかしい」のではなく、「一部の個体だけ様子が違う」ことが多いです。
抜け殻が水槽内に落ちていた時の注意点をまとめた記事を別で用意しますので、参考にしてください。
稚エビが食べないは普通

稚エビが食べないように見えるのは、ほぼ普通です。
というより、稚エビは大人用の固形餌に群がりません。
水槽内の微生物やバイオフィルムをついばんで育つので、目で「食べてる感」が出にくいんです。
ここで粉餌を大量に入れるのは危険になりやすいです。
食べ残しが底床に入り、回収が難しく、水質悪化に直結します。
稚エビがいる水槽ほど、入れるより汚さないを優先した方が結果的に増えます。
- モスやスポンジフィルターで微生物の場を作る
- 給餌はごく少量、入れたら回収できる形で
- 水質を安定させて急変を避ける
餌の与え方と給餌頻度、食べ残し

最後に、餌の与え方の話です。レッドビーシュリンプが餌を食べない原因として、餌そのものが原因になるケースは多くはありません。ただし、給餌の状態が水質や満腹状態に影響している場合は話が変わります。
たとえば
- 給餌頻度が高く常に満腹気味
- 食べ残しが底床に蓄積している
- 人工餌にまだ慣れていない
- 水槽内のコケやバイオフィルムで足りている
といった条件が重なると、「餌に寄らない」状態になることがあります。
私が一番おすすめしたいのは、食べ残しを出さない量に落とすこと。目安で語るなら「少なすぎるかな?」くらいから始めて、数時間〜半日で消えるかを見ます。残るなら多い。これだけで水が安定して、餌への反応が戻ることも多いです。
ここで大事なのは量の調整ではなく状態の見極めです。
給餌量を減らせばいい、と単純には言えません。
減らしすぎれば栄養不足の可能性もありますし、増やせば水質悪化のリスクが上がります。
つまりこの場面で必要なのは餌が原因かどうかの判断であって
すぐに量や種類を変えることではありません。
レッドビーシュリンプが餌を食べない原因を切り分けよう
レッドビーシュリンプが餌を食べないときに重要なのは、
餌を変えることではなく「何がズレたか」を切り分けることです。
- 導入直後の順応か
- 水換え後の急変か
- 水温の上下か
- CO2や酸素環境か
- 混泳によるストレスか
- 水質悪化が始まっているか
- 生理的な一時拒食か
ここまで絞れた時点で、原因はかなり近づいています。
ただしここで手順を自己流で進めると、
環境をさらに動かしてしまうケースもあります。
この記事では、餌を食べない原因の方向を見つけるところまでを整理しました。
実際の対処は原因ごとに方法が大きく異なります。
同じ「水質が怪しい」でも
換水が正解のケースと、触らないほうがいいケースがあります。
同じ「水温が原因」でも
機材の問題・設置場所・室温差などで対策が変わります。
レッドビーシュリンプは急変に弱い生体です。
焦って手を加えるほど遠回りになることがあります。
まずは原因の方向を定め、
該当する対処の詳細ページで手順を確認しながら進めていくのが安全です。
レッドビーシュリンプが全滅する大元の全体の考え方に関しては「全滅は運じゃない。」の記事にまとめてます。そこからまた気になった内容を確認してください。これはその全体の考えを補助する記事になっています。


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