レッドビーシュリンプの濾過器は安定優先
レッドビーシュリンプの濾過器って、選び方が地味に難しいですよね。
スポンジフィルターが定番って聞くけど、
底面フィルターも良いらしいし、
外部フィルターのほうが安心なのかな…とか、
外掛けフィルターや上部フィルターでもいけるのか、
そもそもフィルターなしで飼えるのか、気になるポイントが多すぎます。
さらに厄介なのが、稚エビの吸い込み防止。
ストレーナースポンジを付けたほうがいいのは分かるけど、
どのくらいの目の細かさが必要なのか、
メンテナンスの頻度はどうするのか、ここも悩みどころです。
水流が強すぎてストレスにならないか、
エアレーションが足りなくて酸欠にならないか、
バクテリアが定着するろ材の扱い方は?
検索すればするほど不安が増えるやつです。
私は趣味で10年くらいレッドビーシュリンプとアピストグラマを触ってきましたが、
レッドビーは特に「強い機材=正解」で飼育をすると失敗しやすい印象です。
この記事では、
濾過器のろ過能力の強さよりも、
水質がブレない安定性と、
エビが落ち着ける穏やかさを最優先にして、
フィルターのおすすめの考え方を整理します。
あなたの水槽で再現しやすい形にするので、安心して読み進めてください。
- レッドビー向け濾過器の優先順位
- 稚エビの吸い込み防止と水流の調整
- バクテリアを安定させるメンテナンス
- 初心者でも失敗しにくい組み合わせ例
レッドビーシュリンプの濾過器は安定優先
この章では「なぜ強い濾過より安定が大事なのか」を、レッドビー目線で解説します。
結論はシンプルで、水をキレイに見せることより、水が安定する仕組みを作るほうが成功率が上がります。
濾過器のろ過能力より水質安定

レッドビーシュリンプの飼育で一番怖いのは、
水が汚れることより、
水質が短時間でガッと変わることです。
魚なら耐える条件でも、エビはあっさり落ちることがあります。
私も昔、外部フィルターの濾過能力に憧れて、
ろ材をパンパンに詰めて流量も強めで飼育した時期がありました。
最初は水が透明で気持ちいいんですよ。
でも、ある日ちょっと掃除しただけで調子が崩れて、ポツポツ落ち始める。
原因はだいたい「掃除」「流量低下」「酸素不足」「餌の残り」みたいな複合で、
安定していたバクテリアが崩れたのが原因でした。
ここで大事なのは、強さではなく安定する事です。
濾過器は「一瞬でキレイにする装置」じゃなくて、
「毎日じわじわ守る装置」なので、レッドビーではその差がモロに出ます。
私の結論
レッドビーの濾過器は、ろ過能力の数値より安定性と穏やかさが最優先です。強い=良い、は必ずしも正解とは言えません。
バクテリア定着が崩れる原因
濾過の主役は、モーターでもスポンジでもなく、結局はバクテリアです。
ここが安定するとレッドビーは強いです。
逆に、ここが崩れると「水が透明なのに落ちる」ことが起きます。
崩れやすいのはだいたいこの5つ
- 掃除しすぎ(ろ材をゴシゴシ洗う、まるごと交換する)
- 流量の低下(目詰まり・油膜・ホース詰まりで酸素が落ちる)
- 餌と有機物の増えすぎ(食べ残し・死骸・底床のゴミ)
- 止める(停電・掃除中の停止が長い)
- 水換えで急変(水温差・pH差・TDS差が大きい)

特に初心者がハマるのが「キレイにしようとして、やりすぎる」パターンです。
フィルターのメンテナンスは必要なんですが、
レッドビー水槽では一気に触らないが正解になりやすいです。
バクテリア剤やろ材の扱いは、製品ごとに推奨方法が違うことがあります。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
「バクテリアの調子がおかしいかな?」と感じたら、まずはアンモニアや亜硝酸の検査を行ってください。
水換えは一時的な解決にはなりますが、それだけで済ませてしまうと根本的な解決にはなりません。「何が原因で水が汚れたのか」を振り返ることで、環境の立て直しがぐっと楽になります。
アンモニアと餌とレッドビーの関係を詳しく説明した記事を別に用意しているので参考にしてください。
レッドビーシュリンプの餌とアンモニアは0が基本|3つの手順
水流が強すぎるとストレス

「水流が強い=ろ過が効く」と思われがちですが、レッドビーでは別物です。
強い水流は、エビにとって常に踏ん張るストレスになりやすいし、稚エビは流されやすいです。
理想は、エビが普段通りツマツマできて、泳げる余裕がある水流。
水槽全体が軽く循環して、ゴミが一箇所に溜まりにくい程度で十分です。
水流を弱める現実的な方法
- 吐出口をガラス面に当てて拡散する
- スプレーバー(シャワーパイプ)で水面で流す
- 外掛けなら水位を上げて落水音と勢いを抑える
- 流量調整が付いているなら「弱め固定」
稚エビの吸い込み防止は必須
稚エビは本当に小さいので、
外掛けフィルター
外部フィルター
上部フィルター
などの吸水口は要注意です。
ここを甘く見ると、気づかないうちに数が減っていきます。
一番はストレーナースポンジ

対策として一番ラクで確実なのがストレーナースポンジです。
吸い込み防止だけじゃなく、
ゴミを手前で受けてフィルター内部を汚しにくくする効果もあるので、
結果的にバクテリアの層が安定しやすいです。
- 目が細かいほど稚エビに安全(ただし目詰まりは早い)
- 目詰まり=流量低下なので、スポンジは定期的に軽く洗う
- 洗うときは水槽の飼育水で揉み洗いが基本
スポンジの目の細かさや適合サイズは製品によって違います。購入前に対応機種や寸法を確認するのが安心です。
掃除しすぎはバクテリア減
レッドビーでありがちな誤解が、フィルターはキレイなほど良いです。
正直、これが一番失敗しやすいです。
私は「水が透明で気持ち悪いくらい汚れが見える」状態でも、
調子が良ければ触らない派です。
汚れは悪ではなく、その汚れを処理できるバクテリア層が育っていることが大事です。
掃除のタイミングで不安定になる人は、フィルターを2系統にする(例:スポンジ2連、底面+スポンジ)だけで一気に楽になります。
片方を触っても、もう片方のバクテリアが崩れにくくなるからです。
レッドビーシュリンプに適した濾過器の選び方
ここからは、実際にどう選ぶかです。
①吸い込み事故が起きない
②水流が強すぎない
③バクテリア層が安定する
この順番で見ると、迷いがかなり減ります。
スポンジフィルターとエアポンプ

レッドビーの濾過器で、まず軸になるのがスポンジフィルターです。
稚エビに安全で、水流が穏やかで、エアレーションも同時にできる。
さらに、スポンジ表面にバクテリアが安定して付きやすいので、初心者でも扱いやすいです。
スポンジフィルターが強い理由
- 稚エビが吸われにくい(事故が起きにくい)
- 泡で酸素が入り、バクテリアが働きやすい
- 掃除が簡単で、掃除のやりすぎ事故が減る
稚エビを安心して飼育するならストレーナー付きのスポンジフィルターを使用するのが一番安心感があります。
吐水の向きが気になったら、もう一つはこちら
吐吸い合わせて大事なのがエアポンプ。
静音性・吐出量・分岐のしやすさで選ぶと失敗しにくいです。
寝室置きなら静音、複数水槽なら吐出量、という感じで考えるとハマります。
スポンジフィルターに使用するエアポンプ→
底面フィルターとスポンジ併用
安定で次に強いのが、底面フィルター+スポンジフィルターの併用です。
底面で底床全体をろ材として使えるので、生物ろ過が強くなりやすいです。
そこにスポンジで酸素供給を足すと、
レッドビーの「急変に弱い弱点」をかなりカバーできます。
ソイルとの相性を考える
底面フィルターは底床(ソイル)の状態がそのまま水質に直結します。
ソイルの厚さや掃除のしやすさもセットで考えないと、
逆に詰まりや嫌気化で崩れることがあります。
底面フィルターと相性抜群のシュリンプ用ソイル「シラクラのシュリンプソイル」
外部フィルターは水流調整必須

外部フィルターは、条件付きでアリです。
ろ材容量が大きくて安定しやすい反面、
レッドビーでは水流が強すぎるとストレスになりやすいし、
吸水口も危険です。
外部フィルターでやるなら最低限これ
- 吸水口にストレーナースポンジ(稚エビ吸い込み防止)
- 吐出口は拡散(スプレーバーで面流し)
- 掃除は一気にやらない(ろ材を全部洗わない)
外部フィルターを選ぶ場合も、推奨ろ材やメンテナンス周期はメーカーによって違います。正確な情報は公式サイトをご確認ください。不安ならショップで相談するのが早いです。最終的な判断は専門家にご相談ください。
外掛けフィルターでするならストレーナースポンジ必須
外掛けフィルターは手軽で、メンテナンスしやすいので、
レッドビーでも使用はできます。
ただし、稚エビ対策をしないと吸い込み事故が起きやすいので、
ここはストレーナースポンジ必須で考えましょう。
外掛けで失敗しにくくするコツ
- 吸水口にストレーナースポンジを付ける
- 水位を高めにして落水の勢いを抑える(音も減る)
- ろ材カートリッジを頻繁に全交換しない(バクテリアが落ちる)
外掛けは「掃除が楽」な分、やりすぎてしまう人が多い印象です。水がキレイに見えても、レッドビーの成功は“見た目”じゃなく“安定”なので、触るタイミングだけは慎重にいきましょう。
外掛けフィルター使用の注意点やポイント、メリデメリを詳しく解説した記事を別で書いているので
外掛けフィルターで飼育したい人はぜひみてください。
フィルター選びを整理する比較表
| 濾過器タイプ | 吸い込み事故 | 水流ストレス | バクテリア安定 | メンテ難度 |
|---|---|---|---|---|
| スポンジフィルター | 起きにくい | 弱めで安定 | 安定しやすい | 低い |
| 底面+スポンジ併用 | 起きにくい | 調整しやすい | かなり安定 | 中(底床管理) |
| 外部フィルター | 対策必須 | 強くなりがち | 崩れると派手 | 中〜高 |
| 外掛けフィルター | 対策必須 | 落水で影響 | 運用次第 | 低〜中 |
初心者が失敗しにくいのは、スポンジフィルターか底面+スポンジのどちらかです。
レッドビーシュリンプの濾過器まとめ

最後にまとめです。レッドビーシュリンプの濾過器は、ろ過能力の強さより安定性と穏やかさを優先したほうが、結果として成功率が上がります。私のおすすめの順番は、まずスポンジフィルターを基礎にして、必要なら底面フィルターと併用。外部フィルターや外掛けフィルターは、吸い込み防止と水流調整ができる人なら条件付きでOK、という立ち位置です。
- 吸い込み事故が起きない
- 水流が強すぎない
- バクテリア層が安定する
そしてもう一つ、地味だけど超大事なのが、掃除しすぎないこと。
見た目がキレイ=安定、ではないです。
レッドビーは「変えない強さ」が肝になるので、
迷ったら触らない判断も立派な技です。
濾過の話は、立ち上げ・アンモニア・全滅の話と繋がっています。もし今「理由がよく分からない不調」で悩んでいるなら、全体の原因の整理から入ると戻しやすいです。
レッドビーシュリンプの全滅は運じゃない初心者がハマる原因と対策
水換え量・水温・pH・TDSなどの“数値”は、水槽や地域の水質で最適解が変わります。この記事の数値や頻度の話はあくまで一般的な目安です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。不安がある場合や高価な生体を扱う場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。


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